資格の豆知識
車両系建設機械(解体用)運転技能講習
コベルコ教習所の親会社、コベルコ建機(株)は、世界一の超大型ビル解体専用機(SK3500D)を開発し、販売をしています。
この世界一の超大型解体専用機は、作業高さ65m超えを実現し、ギネス世界記録にも認定されています。65mは、およそ21階建てビルに相当します。全て地上から解体作業が出来るので、安全な解体作業が可能になりました。
また、今まで5週間掛かっていた解体作業を10日程で出来るようにもなりました。近い将来、80m~100mの解体専用機の登場にも期待!!
車両系建設機械(整地・運搬・積込み用及び掘削用)運転技能講習
「ユンボの資格を取りたいんだけど・・・」といったお問い合わせをいただくことがあります。
「ユンボ」とは?
ユンボはもともとフランスのシカム社(SICAM社、現ユンボ社)の製品呼称です。シカム社は油圧ショベル特許を得て、Yumbo(ユンボ)を製品名とするS25型を造り、 ライセンス供与を行いました。
日本では1960年にシカム社と技術提携した新三菱重工(現三菱重工)がY35を初めて国産化し1963年には北スマトラ石油開発協力向けに初輸出をしています。
そのころから「ユンボ」という名称が油圧ショベルの代名詞として浸透したようです。最近は「油圧ショベル」や「バックホー」と呼ばれるのが一般化していますが、当時の名残で今でも「ユンボ」と呼ばれることがあります。
小型移動式クレーン運転技能講習
積載型トラッククレーンを開発したのは共栄開発株式会社、後に株式会社ユニック(現古河ユニック株式会社)
1961年に 日本初のトラック搭載型クレーン「UNIC100」 を開発。
1987年、当時の古河鉱業株式会社が株式会社ユニック(トラッククレーン製造)を買収。
「ユニック」の名前の由来は、「ユニバーサルクレーン」(世界のすべての人びとのクレーン)でありたいという願いと、「ユニコーン」(伝説の一角獣)の力強いイメージから名づけられたのだそうです。
ちなみに「ユニック」「UNIC」は古河機械金属(株)の登録商標です。